鈴木寛(すずき ひろし かん)

鈴木寛 

1964年生まれ

東京大学教授、慶應義塾大学教授、社会創発塾塾長
Teach for All Global Board Member、元・文部科学副大臣、前・文部科学大臣補佐官
日本サッカー協会理事など。

1964年生まれ。東京大学在学中は、東京大学音楽部コールアカデミー、東京六大学合唱連盟(理事)、駒場小劇場ネヴァーランド・ミュージカル・コミュニティ(音楽監督)、東大グリーン・テニスクラブに所属。佐藤誠三郎先生(政治学)、菅野和夫先生(労働法)に師事。

1986年 東京大学法学部卒業後、通商産業省に入省。資源エネルギー庁、国土庁、産業政策局、生活産業局、シドニー大学、山口県庁、機械情報産業局などで勤務

山口県庁出向中に吉田松陰の松下村塾に何度も通い、若者の無限の可能性を実感し、人材育成の大切さに目覚める。郷里神戸の阪神淡路大震災被災(実家は半壊)から半年後の1995年夏から、通産省勤務の傍ら、大学生などを集めた私塾「すずかんゼミ」を主宰し、現在に至る。
省内きってのIT政策通であったが、「IT充実」予算案が旧来型の公共事業予算にすり替えられるなど、官僚の限界を痛感。霞が関から大学教員に転身。慶應義塾大助教授時代は、徹夜で学生たちの相談に乗るなど熱血ぶりを発揮。IT業界はじめ日本を支える実業家や社会起業家などを多数輩出。

慶應義塾大学SFC助教授を経て2001年参議院議員初当選(東京都)。12年間の国会議員在任中、文部科学副大臣を2期務めるなど、教育、医療、スポーツ・文化、科学技術イノベーション、IT政策を中心に活動。参議院憲法審査会幹事、超党派スポーツ振興議連幹事長、東京オリンピック・パラリンピック招致議連事務局長、超党派文化芸術振興議員連盟幹事長や日本ユネスコ委員も歴任。ラグビー・ワールドカップ招致・準備、東京オリンピック・パラリンピックの招致に尽力。

2012年4月、自身の原点である「人づくり」「次代の社会づくり」にいっそう邁進するべく、一般社団法人社会創発塾を創立。社会起業家の育成に力を入れながら、2014年2月より、東京大学公共政策大学院教授、慶應義塾大学政策メディア研究科兼総合政策学部教授に同時就任、日本初の私立・国立大学のクロスアポイントメント。若い世代とともに、「卒近代」をキーワードに各界におけるエポック・メーキング(新時代創世)を目指している。各分野での卒業生たちの大活躍から、今では、「平成の松下村塾」ともしばしば呼ばれ、若者から入ゼミ希望が殺到中。

2014年10月より文部科学省参与、2015年2月より2018年10月まで、文部科学大臣補佐官を四期務める。日本でいち早く、アクティブ・ラーニングの導入を推進。2020年度から始まる次期学習指導要領の改訂、40年ぶりの大学入学制度改革に尽力。
「どんな家に生まれても、どんな地域育っても、すべての子ども・若者の最善の学びを」をライフワークに、希望者全員奨学金、高校無償化、高等教育無償化、幼児教育無償化政策実現など、学習権の保障・充実に尽力。

現在、大阪大学招聘教授(医学部・工学部)、中央大学客員教授、電通大学客員教授、福井大学客員教授、和歌山大学客員教授、日本サッカー協会理事、NPO法人日本教育再興連盟代表理事、独立行政法人日本スポーツ振興センター顧問、JASRAC理事、一般社団法人ストリート・ラグビー・アライアンス代表理事, 一般社団法人日本レース・ラフティング協会会長、一般社団法人INOCHI未来フォーラム理事などを務める。

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