2012.02.18更新
少人数学級の実現は、民主党結党時以来の悲願でしたが、パブリックコメントにおける4万2千人もの方々からのご意見にも支えられ、ついに学級編成の標準を、30年ぶりに見直し、現行の40人から35人に引き下げることができました。小1、小2と実施されます。
前回のPISA結果にみられるように、日本では、レベル5以上の上位層は世界最高の水準である一方、例えば、下位層にあたるレベル1未満の生徒が5%弱も存在しており、韓国に比べて約4倍になっています。下位層を引き上げていけば、全体平均は確実に上昇し、そのためには、公教育において、下位層に対しても、きめ細やかな指導のできる体制を整えることが不可欠です。
このため、政権交代後は、小泉政権以降続いた、子ども数の自然減を上回るペースの教員定数の削減方針を転換し、政権交代後、三年連続、延べで10300人の教員数を増加しました。実に、このような教員数増は20年ぶりで、今後さらなる定数改善に取り組んで参ります。
©2001-2024 Kan Hiroshi Suzuki All Rights Reserved.