働く人たちの代弁者として

*ホワイトカラー・エグゼンプション法案の国会提出阻止

官庁勤務時代、あまりにも過酷な労働環境で同期が命を落とし、自身も身体を蝕まれた経験を持つすずきかんは、実態は、残業代ゼロ法案、過労死促進法案である、ホワイトカラーエグゼンプション法案の国会提出阻止に力を尽くしました。労働者の基準法違反をはじめ、人権侵害があらゆる職場で、日常茶飯事のようにおこなわれ、そのことが放置されている現状の中、若き有為な人材の健康の崩壊を食い止めようと、都会で働く人々の代弁者としてこの法案だけは、絶対に提出させるわけにはいかないという強い思いで、国会に訴え、サラリーマンの勉強会、街頭での啓発活動、関係者有識者への働きかけなど精力的に活動しました。そうした多くの働きかけが功を奏し、世論が盛り上がり、一連の流れとなって、法案提出見送りという結果を生み出しました。

*ホワイトカラーエグゼンプション
ホワイトカラー(事務職)の一部を長時間労働・深夜労働を制限している労働基準法の適用から除外にして、いくら働いた場合にも残業代不支払いを合法にしてしまう法案。


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©2007 鈴木寛 事務所