すずかんMAGAZINE NO.11 「いよいよ代表選」 | |
2002.09.11
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本日から、いよいよ民主党の代表選が始まります。鳩山、菅、横路、野田の 4氏が立候補をしました。今回の選挙、その目的は、これを機に党が 再結束することだと思います。 株価低迷、経済不振の突破は政権交代によってしか達成できません。 すなわち、税金の使い道の抜本的な変更が必要です。利権維持、特定業界 擁護のための意味の薄い税金投入はやめる。そして、GDPの7割を占める、 官需でなく、民間需要刺激策を講ずることです。 即ち、1、家計と住宅投資の刺激 2、中小企業を始めとする企業設備投資の 刺激です。1、のためには、特に冷えている30代、40代、50代の世帯の、 介護、教育費などの負担軽減による可処分所得増、そして連結休日増、 休暇増などによる可処分時間増、さらには、年金・医療改革により将来 不安を解消することです。 2、のためには、中小企業に設備資金が行き渡る環境を整備しなければ なりません。追加投資したくても資金調達できない現状を改善しなければ ならない。そのために、貸し渋り、貸しはがしをなくす、無形資産の積極 評価をし、個人保証や追加担保をやめる、中小向けの投資を促進することです。 今回の代表選は、政権交代によって、実際に政権に就く総理候補を 選ぶ選挙です。私としては、経験・実績・実力からいって、鳩山・菅両氏が、 その位に相応しいと思っています。政権運営には、この両氏の存在は不可欠です。 雄弁さ、実行力など個人の実力においては、菅氏は政界随一だと思います。 チームのまとめ役としての人徳は、鳩山氏です。一人に絞るのは、正直とても 判断に迷うところです。旧民主党では、この2人が二人代表でした。 色々と悩んだ挙句、民主党が党一丸となって再結束していくため、 そして若手の登用、人材の抜擢、チームワーク、仲間の能力とやる気を 最大限に引き出す力などの点から、さらには代表戦後、直ちに10月27日の 補欠選、そして総選挙と、党一丸となって闘っていくために、甲乙つけがたい ですが、鳩山氏を支持することにしました。 民主党もまだまだ未熟です。しかし、ゼロから新党を創り直したら、 また10年かかります。政党政治を捨てられない議会制度の下では、 日本のためには民主党を分裂させず闘っていくことが、この次の 総選挙までは、少なくとも最善の策だと思っております。 また、今回の野田さんの出馬は、入党2、3年でも代表選に出馬できる 開かれた党であることを証明してくれましたが、私も、いつどんな使命が まわってくるか分かりません。一層、精進していきたいと思っています。 |
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