suzukan通信 VOL.00 「なぜ原宿」 | |
2001.06.15
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皆様こんにちは。すずきかんです。5月30日には正式に事務所が、そして6月10日から皆さんが自由に集まっていただけるカフェがオープンいたしました。場所は、原宿・表参道です。国政選挙では、原宿に事務所を構えた例は今までにはないといわれていますが、なぜ、この地を選んだかを少しお話し申し上げたいと思います。
原宿・表参道という街は、ご存知のように、今まで、多くのファッションを生み、日本中に発信してきました。表参道は、明治神宮につながる欅(ケヤキ)並木ですが、そもそも明治神宮は、1920年に全国各地からの献木を集めて人工的につくられた永遠の杜です。植生遷移の法則というのだそうですが、常に変化・進化しつづけていくことを最初からきちんと目論んで創られたそうです。まさに「変化と共に生きる」=「常ならず(無常)」がこのまちのコンセプトです。原宿は、自らの可能性を信じ、既存の組織に頼ることなく、自らの持てる力で、新たな変化を起こそうとするすべての人々を暖かく迎え、応援してきた場所です。多くの若者がこの地に集まり、多くのデザイナーが、アーティストが、そしてファッションが、世界に飛び立っていきました。 さて、私、すずきかんは、この原宿の地から新しいニッポンと新しい時代を、人生を賭けて創っていきたいと考えています。勿論、今までも、その志に向かって最大限がんばってきたつもりです。しかし、今までは、いつも誰かの黒子でありアドバイザーでした。心のどこかで、問題の矢面に立つのを避け、逃げている自分が気になり始めました。組織に頼らず、ひとりの人間として、全身全霊を賭けてこの社会に痕跡を残していきたい。自らの足でふらつきながらでも一から立ち、自分の信念に従って、このニッポンを、志を同じくするみなさんと共に再建していきたい、そのための今回の決意であったと思います。 第一歩を踏み出す地に、原宿・表参道を選べたことは、御縁の賜物と感じています。すべては、35年間原宿を愛しつづけ、創りつづけてきた松本瑠樹さんご一家の絶大なご厚意によって現実となりました。その松本さん一家とのご縁をお導きいただいた松岡正剛さん、平尾誠二さん、川邊健太郎君にも、感謝でいっぱいです。是非、皆様も原宿・表参道に遊びにいらしてください。とくに、原宿駅前表参道入口にオープンした「すずかんカフェ」は、夢をもった多くの人が集い、語り、夢をかなえる場にしたいと思って始めました。6月10日にオープニング・イベントを行い、私と菅直人さんが、カリスマ美容師辻さんにカットしてもらいましたが、なんと、飛び入りでアリスの谷村新司さんにも来ていただき、大のアリス・ファンの私、すずかんは早速、夢が叶いました。また、藤原和博さんのプロデュースで、6月5日から毎週火曜日夜に櫻井よしこ塾が始まっています。ちなみに私は塾の生徒会長です。これからも、楽しいイベントが盛りだくさんです。是非、みなさんも面白そうなことを持ち込んでいただければと思っています。お待ちしております。 |
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