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7-1 年金一元化、年金通帳の導入


Ⅰ 小手先では解決できない年金問題

多くの方々の不安の種になっている年金問題。 納付者が確定できない年金の記録が5095万件、そもそも入力されていない記録が1430万件も存在するというのです。 手書きの台帳をコンピュータに入力したときや、改姓、転居、転職に伴うデータ変更の際のミスによるものであり、社会保険庁のずさんな管理体制がひきおこしたものです。
しかも、自民党は、基礎年金番号導入時に厚生大臣だった菅直人氏や現場の職員の皆さんに、責任をなすりつける始末です。年金は国民の老後の支えとなる本当に大切なもの。 納付者の皆様からお預かりをした掛け金を、念には念をいれて管理するのは当然のことです。 今回の問題は、政策以前の問題です。記録に相違がないか、なぜ、入力時に二重、三重、四重のチェックをなぜかけなかったのか、こんなずさんの実態が、毎年、毎年に行っていたはずの業務監査でなぜ見抜けなかったのか? 民主党の三年間にわたる粘り強い追求によって今回明らかになるまで、なぜ、隠蔽されつづけたのか? この間の歴代の社会保険庁長官、厚生労働大臣は、何をしていたのでしょうか? この問題の元凶は、自民党政権が長く続きすぎたことです。その間に、政治と官僚が癒着し、緊張感なく、ずさんが業務体制をだれもチェックしませんでした。自民党政権を、この10年弱、公明党が支え、延命させてきたことのツケも重いといわざるを得ません。

 

Ⅱ 年金一元化、最低保障年金、年金通帳の導入で年金改革を!

では、この年金問題をどうやって解決すればよいのでしょうか。 すずきかんは、「年金制度の一本化」「年金通帳」「税財源方式による最低保証年金」の導入を提案します。 現在は、基礎年金として、定額保険料の国民年金、それに上乗せする形で、国民年金基金(自営業の方)や収入比例の厚生年金基金(サラリーマンの方)・共済年金(公務員など)が存在していますが、その差異が見えにくく煩雑です。 これを簡単にするために、財源をすべて税金で補う「国民基礎年金」と、所得に比例して保険料を支払い、支払った保険料に応じて年金を受給できる「所得比例年金」の2階建ての構造にします。
そして、所得比例年金については「年金通帳」を発行し、いつどれだけ払ったか、将来的にはいくらもらえることになるのかを通帳に明記し、さらにインターネットでも参照できるようにします。 こうすることで、すべての人が老後に最低限の生活を保障され、所得比例年金についても、現在のように「記録が消えてはいないか」「しっかり支払われるのか」といった不信を抱かずに済みます。
「国民基礎年金」の財源は、消費税で賄います。 消費税率が上がることに不安を覚える方もいらっしゃると思いますが、ご心配にはおよびません。 仮に、消費税率5パーセント分で国民基礎年金の財源としたとします。 たとえば、月の消費が20万円の人は、1万円を保険料として支払うことになります。 一方、現在の国民年金の保険料は、収入にかかわらず14100円です。 すなわち、大部分の人(月の消費が28万円以下の人)は、消費税の増加分で国民基礎年金の財源にした方が、むしろ負担は減るのです。 さらに、税財源方式にすれば、若い世代では過半数を超える年金未納者の問題も解決されます。 特に、一月の消費が10万円程度以下の低所得者層にとっては、実質一万円程度の負担軽減になります。

 

すずきかんは、国民の皆さんすべてが信頼できる年金制度をつくります。

・現在の国民年金にかわり、財源は税金、掛け金なし、最低保障の国民基礎年金をつくります。

・2階建て部分は所得比例年金に一元化し、年金通帳で支払い状況や受取予定額を常に参照できるようにします。

 

 

 

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