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第十五弾 すずかんと私(その1:秘書となる経緯)

 

よく、「石井さんって鈴木さんとどういう縁で秘書になったの?」と聞かれます。まぁ、単なる好奇心から聞かれる方がほとんどですが、中にはイジワルな目をして、「あの温厚なすずかんが、なんであんな暴れ馬のような奴を秘書にしたのじゃ?」みたいな感じの聞き方をする失礼なのもいれば、「すずかん、石井家に弱みでも握られてるんじゃないの?」などとたわけたことを暗に訴える輩もいたりいなかったり?

 その全てを、今、解決するために、記念すべき第十五弾は「すずかんと私」と題し、本日に至るまでの経緯をご紹介しま~す♪

 わたしのすずかんの出会いは、2000年の衆議院総選挙後の国会において。今から約2年前の話です。すずかんは慶応大学環境情報学部助教授で、情報社会論だとかなんだか難しそうな、新めの学問を教えていましたとさ。スーパー秘書は、実は他の民主党議員の政策秘書をしておりまして(たいへんおちゃめないい方で、今も意気軒昂にご活躍しすぎている、通称“Pさん”です)、選挙も無事終わり、久々の東京ライフをルンルンで満喫していた時でありました。

 んで、私、お勉強する政策分野が偏っていたのですが、近々に国会を去り、某総合研究所へ研究員として転職することが決まっていたため、「ITももう一回、しっかりべんきょーし直さなきゃな~。」なんて漠然と思い始めていた時でもありました。そしたら、「渡りに船」とはこのことを言うのでしょう、「情報化社会に向けた勉強会 講師:慶應義塾大学環境情報学部助教授 鈴木寛」なる案内状が届きました。選挙漬けで政策を考える部分の脳みそが相当さび付いていた時でもあり、ほなお話でも聞きにいきましょか、ということでノコノコと出向いたのでありました。

 会場に出向くと、そこはまさに大学の教室状態。多くの議員の先生方が、しずか~に鈴木教授の話を聞いておりました。「あー、あの人が鈴木寛さんか~、わー、勉強できそうな顔してんな~。あんまり難しい話、しないでよぉ。」などと思いつつ席にひょこひょこつく私。その頃、IT分野は私の弱点だったため(今ではIT分野は強い分野になりました!)、鈴木さんの話はわかりやすそうであったような気がするんだけど、まー、理解度60%って感じだったかな。で、お話が終わりました。実は私、すずかんが助教授やってる慶応の藤沢キャンパスの第一期卒業生でして、そういう縁もあり、なんだか勝手にシンパシーを感じ、ごあいさつをしたのがことの始まりです。

 その後年が明け、私はN総合研究所へにこにこと転職し、しこしこと研究員ライフに勤しみ、すずかんは民主党公認候補となり、研究者から政治の世界に入り込んで行くこととなりました。まー、かっこいい言い方をしますとね~、すずかんと僕の間で、研究ワールドと政治ワールドの人材入れ替えが行われたわけやね。(って、慶大助教授と一研究員、参議院候補と一秘書を一緒にすんな!なんて指摘は、言われなくてもわかってるっちゅうの。。。いーんだよ、俺のコラムなんだから)

 さてさて、そんなことで「まーお互いに頑張りましょう!」なんつってお別れしたんだけど、すずかんが選挙運動(事前のね)に文字通りはまり出した3月か4月ごろ、私も研究員ライフに文字通りはまり出した頃ですが、すずかん陣営からお電話をいただきました。要は、「仕事もあるでしょうが、おみゃーさん、すずかん選挙を手伝ってくれんかのぉ・・・」、って話。うーむ、ただでさえはまっている状態だった研究員ライフを、さらにどつぼに突き落とすような、自虐的性格でないと受けないオファーでありました。一方で、話を聞けば聞くほど、「こりゃいかんな~。俺様の出番だにゃ~。」とおめでたく自認し、かつ私は知る人ぞ知る、自虐的性格&頼まれたら(生理的にいやと思わない限り)ノーと言わないタチでして、ずるずるはまり込んでいく羽目になったとさ・・・。

 その先は、まさにどつぼの日々を過ごしました。夜遅くまで仕事をし、朝早くから駅立ちをし、敬愛する兄貴分の某議員には怒られ(コラム12弾 東京22区選出コーナー参照)、ゴールデンウィークに始まり土日はほぼすべて、そんでもって可能な限り仕事後もすずかん選挙のお手伝いをし(一説に、“お手伝い”というレベルでなく“相当出張っていた”という指摘もある)、挙句の果ては一週間の夏休みを選挙最終週にぶちこむという、涙モノの貢献(自分で言うなっちゅうの)をしたのでありました(俺の選挙のときに、こんな奴がいたらいいな~)。

 その後の経緯は、N総合研究所に後ろ髪をひかれる思いを断ち切り(あぁ皆さん、中途のまんま抜け出してごめんなさいぃぃぃぃぃ・・・)、すずかん当選後に永田町に舞い戻って来た、ということであります。永田町帰還が結構早かったせいもあり、永田町の方の中には私が“Pさん”のところにまだいるものと思っているかたもいるようですが、違うのよ♪ でも“Pさん”には、しょっちゅう呼び出され、しょっちゅう仕事をふられ(人に仕事をさす天才!)、いいようにやられ放題であるのも事実ですがね~。おぉ、これは「“Pさん”に文句」というコラムじゃなかったな。失礼、失礼。

すずかんの秘書となり一年が何とか過ぎました。次号では(いつやねん)、すずかんと私の、この一年間の仕事を通じて、をトピックにしま~す♪

 


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