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1ヶ月間のインターンを終えて-修了報告書-

早稲田大学大学院(博士課程)大越 猛 

まず、このインターンを通じて発見した自分の一面について記したいと思います。まず、何と言っても自分がいかに無知であったかということを知って、愕然としました。大学院に入学して以来「僕の専門?んー国際法ですね。」などと得意げになって自己紹介をし、今までは「テロに関する国際法はですねー」などとえらぶってしゃべっていた自分が、鈴木さんの考え方に触れ、部会に代理出席して国政の最先端の議論を聞いている内に実は何も分かっていなかったということが分かり、今では恥ずかしい限りです。特に鈴木さんは、とてつもなく大きな枠から極めて論理的に物事を分析でき、遥か遠い先まで見通すことができる政治家で、ある意味哲学者と言っても良いかもしれません。一ヶ月インターンをしたくらいでスズカンワールドやこれから日本が目指すべき方向が急に何もかも分かるようになったなんてことはありませんが、何時の間にか視野、問題意識が大きくなった自分に気付き、「こんなことまで見えるようになったー!」と嬉しくなります。

第二に、自分にも行動家、実践者としての熱い血が流れはじめていることにふと気付き、びっくりしています。鈴木さんは学生の頃には劇団の音楽監督を務めたり、通産省時代にはJリーグ立ち上げや電子マネーの導入に携わったりと、現在にいたるまで一貫して行動する人、創る人であり続けてきました。鈴木さんと接していると直接口には出しませんが体全体から、「俺はこれだけやってきたし、やっているんだ。さあ、お前は何をやろうとしていて、できるんだぁ!?さあどんどん動くんだ。やりさえすれば何でもできるんだ!」という強烈なメッセージを発されてきて、こちらも自然に体がムズムズしてきます。1ヶ月のインターンを終えて、今までは「こんな大それたことは出来っこない」「自分には無理だよー」「放って置けば他の誰かがやるだろう」と思い込んでいたのが、「出来ないからやらないというのは間違えで、やらないから出来ないだけのことだ。また、放って置けば誰かがやるだろうということほど無責任なことは無くて、自分がやろうとしないことは人もやろうとしない。ごちゃごちゃ理屈をこねる暇があれば自分がやる気を出して動き出してしまえばいいだけのことじゃん」という極簡単ながら非常に大切な真理に気付かされました。で、お前は何をやるつもりって?実はそれがまだ・・・。すぐ決めます、ハイ。とにかく請うご期待を。

次に、自分に欠けているものとその補完方法について記します。まずは、行動力をつけなくては、と思います。今まで大学院で理論ばかり勉強しすぎました。理論は何らかの形で実践に反映されるからこそ存在価値があるのであって、実践と切り離された理論ほど無意味なものはありません。これからはどんどん行動して、行動の中からどんな理論が必要になるのかを知って再勉強し、それをまた行動に反映させるというように、プラスの循環を築いていきたいです。 
それから社会常識、人への配慮、低姿勢といったものをもっと身に付けなくては、と痛感。永田町はそういったものを学ぶ絶好の場でした。私は熱い飲み物が嫌いという単純な理由でお茶すら自分で入れられない、自分の部屋がごちゃごちゃでも平気だから事務所がちらかっていても気が付かないという超非常識人間でした。当然、政治家の事務所でそれで通用するわけが無く、秘書の小宮さんには「大越君、あのねー・・・」とやさしく手取り足取り、スーパー秘書の石井さんにはときに怒鳴られながら、高邑(タカムラ)さんは自らが素晴らしい手本になることによって、随分矯正していただきました。ありがとうございます。(編集部談:石井秘書は、常に怒鳴っているばかりではありません。ただ、怒鳴ったときの印象が強いだけの話です。普段は優しく、神経質で、おちゃめなお兄さんなのよ♪) 

最後に一言。一ヶ月間本当にありがとうございました。視野を広げ、人間的にも成長する素晴らしい勉強の機会を与えていただきました。これも普通の人がレールの上に乗って制度化されたものを画一的にしかやろうとしないのに対して、自らリスクを犯し?積極的に飛び込んでいったからだと喜んでいます。日本社会は、実は産業界だけでなく、社会のあらゆる局面、人間関係などが見えない規制にがんじがらめになっていて、それをしては良くないだとか、できっこないと思わされて、多くの人がチャンスを潰されている気がします。私は、日本社会が大胆な改革をしなければ生き残れないと誰もが分かっていながらも壁にぶつかり、改革もままならずにいる根本的な原因は、政治レベルの問題というよりも、結局一人一人が既存の考え方から抜け出せず、変わっていくことを恐れているからに他ならないからだと思います。幸いにも鈴木さんの下で勉強させていただき、こうした規制を自ら突き破ることの大切さを教えていただきました。これからは、鈴木さんが自ら実践してきた、まず自分が変わることによって周囲を変え、日本を変え、世界を変えていくという哲学を自分も実践していきたいと思います。


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