お断り:このページは、旧サイトのデザインになっており、ナビゲーションメニュー等が一部異なることをご了承ください。
 
 すずかんの教鞭活動

私すずかんは、今もなお、教壇に立ち続けております。本年度の前半は、都議会議員選挙がありましたので、後期に大学等での教鞭活動が集中しています。

具体的には、

中央大学公共政策大学院の修士課程の学生に「教育政策論(ゼミ)」
 (隔週夜)

大阪大学工学研究科大学院の修士課程の学生に「知価社会論(講義)」
 (毎月)を

東京大学教養学部の1〜2年生に「プロジェクト・マネジメント論
 (ゼミ)」(毎週夕)

などの教育活動を具体的に行っています。

 

国会と教鞭の両立は本当に大変ですが、政策実現活動を行う上でとても有意義です。私は、常々、EBP(Evidence Based Policy=事実・事例に基づいた政策形成)の重要性をいつも主張しておりますが、国会や官庁での議論は、教育現場の実態から遊離した観念論・神学論争に陥っています。教育政策の立案・決定に携わる文部官僚や文教科学委員会の所属議員の多くが、一度、今の学生を相手に教壇にたったことがないのが実態です。

そうした霞ヶ関・永田町のなかで、私は、具体的教育現場から常に考え、発言をしていきたいと心がけています。私は幸い、毎週現役学生に接していますので、日本の学生・若者の現状・実態・気質を肌で実感することでできますし、また、彼ら・彼女らは、ある意味、わが国の初中等教育の成果でもあるわけですから、まさに、彼ら・彼女らを見ることによって、日本の教育が何に成功し、何に失敗をしているかを端的に理解することもできます。

私が、本格的に教鞭を執り始めて約10年になります。結果として、延べ約千名の大学生・高校生に関わってきました。今の学生・若者に接していて危機感を感ずるのは、現実社会のなかで自らの力によって周囲の力も借りながら幸福に生きていく力・生き延びていく力が極端に低くなっていることです。とりわけ、生きていく上で最低限必要な真善美の判断力、コミュニケーション力、さらには、自らの幸せを勝ち取るために必要なものを獲得する力が欠如していることに大いなる危惧を覚えています。これからも、若者教育にも頑張っていきたいと思います。是非、応援よろしくお願い申し上げます。

 

 



←BACK ↑TOP